人は一生のうち大部分の人が目になんらかの障害を抱えます。
ほとんどの方は“近視”だと思いますが...
どうせかけるなら、自分に合った物を“永く”使いたいですね。
今回はそんな、お気に入り眼鏡をちょっとでも“永く”そして正しいメンテナンス方法を知ってもらってより、お気に入りのメガネに愛情を注いであげたらと思います。
今回はそんな内容です。
デイリーケア
基本は水洗い
メガネの基本的なお手入れ方法は”水洗い”です。
と言ううのも、レンズ部分に埃や、季節によっては黄砂などの汚れが付着しており、それを落とさずにクロスで拭きあげてしまうと、レンズに傷が入ってしまう恐れがあるからです。
よくしてしまうのが、ティッシュペーパーでの拭きあげ、こちらもNGです。
ティッシュペーパーの繊維は意外と固くこちらも同様、レンズに傷が入ってしまう可能性があります。
「じゃあ、鼻セレブ等の柔らかいティッシュペーパーならいいの?」
って思いますが、こちらもNGです。
通常のティッシュとは違い、砂糖やローションが含まれていますので、メガネにはあまりよくないです。
汚れが酷いときは洗剤で

拭き上げは専用クロスで
保管方法
高温多湿をさけさえすれば、そんなに神経質になる必要はないかなと思います。
置き方に関してはいい例と悪い例がはっきりしてるのでこれだけ簡単に説明させていただきます。
写真のように置いてしまうとフレームに負荷がかかってしまい、歪み原因になってしまいます。
眼鏡のフレームのほとんどはフレームの上部にテンプルが付いていて、フレーム上部のほうが生地が厚いです。
そのため、このように置くと重心がとれ、歪みのリスクが少なくなります。(フレームの形状によって例外あり)
畳んで収納する時は左のテンプルが下にくるように畳みましょう。詳しい事は省きますが構造上そのように設計されてるためです。
※保管の際は写真のようにレンズを下にしないようにしましょう。
1年に1回のメンテナンス
特にプラスチックフレーム使ってるとよくなる現象。
これ、単なる汚れじゃないんですよね。皮脂汚れや整髪料がプラスチックと科学反応して白っちゃける現象です。
こうなってしまうと、クロスで磨きかけるだけじゃ取れません。
爪でガリガリやると剥がれますが、絶対行わないでください。
そして、これを放置していると、プラスチック内に含まれる水分や油分がどんどん劣化していき、フレームにヒビや割れが発生してしまいます。
理想は、汚れ度合にもよりますが、半年~1年に一回は磨きを行いたいですね。
専門店にもっていき、プロにバフがけしてもらうのもいいですが、専用の物を使うと素人の方でも簡単に磨き上げができるので、ご自身でやるのもいいと思います。
いわゆる、コンパウンドです。 劣化してしまった部分を削り取るわけです。
