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さぁ、着倒れよう。

「今欲しい」のはヴィンテージのメガネ

ヴィンテージのメガネをオススメする理由はいくつかあります。
そのメガネのバックボーン(歴史や逸話)など、現行のお品には無い魅力が様々です。

今回はその中でも、トレンド素材値段この3点を軸に伝えていけたらと思います。

1.いつまでも色あせない美しさ

ヴィンテージということは、クラシックなものというイメージが連想されるかもしれません
(大体はあってるとは思いますが...70点ってところです)
実はヴィンテージのメガネはこんなものもあるのです。
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出典:https://www.instagram.com/solakzade_optician/?hl=ja

いかがでしょうか。
現行品のメガネとは一線を画す異彩を放っています。
確かにクラシックな感じはします。ですがどこか新しい。

そんな不思議な魅力をもっています。




2.素材的な捉え方

プラスチックフレームで一般的な素材はセルロイドアセテートです。
元々の原材料は実はどちらも同じで綿やパルプです。
植物性の繊維を原材料にしている天然素材と言えます。
この材料を加工してプラスチック生地になります。



アセテート

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アセテート繊維(アセテートせんい)は、アセチルセルロース(酢酸セルロース)から作られる繊維質の素材である。
アセテート繊維は、木材パルプ(セルロース)を原料に、酢酸を反応させたアセチルセルロースより作られる繊維質である。付加するアセチル基の数で呼び名が異なり、2つ付いたものをジアセテート、3つが付いたものをトリアセテートと呼ぶ 

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%88%E7%B9%8A%E7%B6%AD


現行のメガネの90%はこの素材と言っても過言ではないでしょう。
昔は、後に紹介するセルロイド製のメガネが一般的でしたが、現在は効率よく生産できるアセテートがよく使われます。

ただ、悪いことばかりではなく、加工がしやすい素材という所に焦点を当てると利点が見えてきます。

・カラーバリエーションが豊富
・複雑な形を造りやすい
・取り扱い(お手入れ)が容易

などがあげられるでしょう。




セルロイド

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出典:https://www.instagram.com/solakzade_optician/?hl=ja

セルロイド (celluloid) は、ニトロセルロースと樟脳(ショウノウ)などから合成される合成樹脂(硝酸セルロース)の名称である。歴史上最初の人工の熱可塑性樹脂である。象牙の代用品として開発され、加熱(大体90℃)で軟化し、成形が簡単であることからかつて大量に使われた。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%88%E7%B9%8A%E7%B6%AD

現行のメガネとヴィンテージのメガネの違いはこの素材の存在が大きいでしょう。

現在では日本以外の国での取り扱いがなくなってしまった素材です。
理由としては...

・加工が非常に難しく、大量生産に向かない事
・170℃に達すると一気に燃え上がり事故が多発したことによって、そもそも使用を禁止されてしまった事(日本では少量ではあるが現在も使われている)


生産するにあたって非常に高い技術が要求されますが利点は大きいです。

セルロイドに比べ、衝撃に強く腰が強い
・使っているうちに歪みや、曲がりが生じにくい
・独特な深いツヤ
・肌に吸い付くような肌ざわり

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このように強度に優れているので金属の芯を通さなくてもよく、メガネ自体の軽量化、そしてより美しいメガネとなります



欠点はお手入れが面倒なところでしょうか

現在では日本でしか使われていない素材の為、
インポートブランドで尚且つセルロイドフレーム選ぶならヴィンテージを狙うしかないでしょう。




アメリカンザイル

アメリカンザイルは恐らく、セルロイドフレームの一種です
(恐らくと言っているのはリンク先を見てもらえると分るでしょう)

珍しい素材なので調べてもなかなか出てこない。
詳しく記事にされているところがあったので皆さんに共有いたします。






3.ヴィンテージのメガネの選び方

第二次世界大戦後の1945~1960年が黄金期と呼ばれます。
この時代はプラスチックの技術が飛躍的に向上し、いままでメタルフレームが主流だったのがプラスチックフレームにかわっていきます。
また、現在でも親しまれている多くの定番デザインのメガネがこの時生まれました。

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出典:https://www.makotoweb.com/shop/goods/tart_8726.html

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今も定番のこのボストン型もこの時代(50年代)に生まれました。


個人的には初めてヴィンテージのメガネを買うのであれば手堅く50年代がオススメです。

ほかには...
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出典:https://www.ponmeganeweb.com/product/7583
40年代以前→ブリッジ、フレーム、テンプルからなる現在のメガネの原型となった。
メガネの原点に触れたい方にオススメです。

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70年代→プラスチックレンズが普及し、大きなサイズのレンズが作れるようになったためより個性的なメガネが登場しました。
人とは違う個性的なものを探されてる方にオススメです。




世界的な二代生産地

年代以外(生産地)の観点でみていきましょう


フランスのジュラ地方

やはりメガネと言えばジュラ地方、ジュラ地方と言えばメガネではないでしょうか。

レスカ / Lesca
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出典:http://ponmegane.com/brand/lesca/

最近、感度の高い一部のセレクトショップなどで取り扱いがあり、名前だけでも聞いたことのある方も多いいと思います。

こちらは50年代~70年代に作られ、倉庫に眠っていたフレームを現代の職人の手によって完成させられたコレクションです。



日本の鯖江

日本国内のメガネフレーム生産量の約90%以上を占める

MASUNAGA/増永眼鏡
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出典:http://ponmegane.com/brand/masunaga-gms/

最後に、ヴィンテージではないですが日本人たるものこのメガネを紹介せざるおえません。
1905年創業なので100年以上続くブランドなので、探せばヴィンテージフレームも見つかるかもしれませんが...

もちろん素材はセルロイド、繊細な素材なので日本人の世界レベルの技術が際立ちます。
そのフレームはまさに美しいの一言です。





気になるのはお値段

結論から言うと、現行品と値段はほとんど変わりません

そして、年代が古いものほど高いというわけでもありません。

恐らくは現行品を製造する時にかかる人件費と、ヴィンテージを卸すときのマージンの関係でしょう。
そのため、値段という面で見ればそれほど現行品と変わりません。

ただ、どのくらいの値段で販売するかはショップのさじ加減次第なので強気な値段設定をされているところもあります。
事前に相場観を身に着けてから見に行く事をオススメします。



最後に

昨今のトレンドはあってないようなもので様々なスタイルが共存しています。
その中、70‘s〜80‘sのクラシカルなファッションも見直されて来ているように感じます。

SNSが発達したことによって“個”が意識されるようになりみんなそれぞれ“いい”と思ったものをスタイルに囚われずミックスしたスタイルを楽しんでいる。

そんな時代だからこそクラシカルなヴィンテージのメガネに“新しさ”をワタシは感じます。


メガネを探されている方の参考になれば、
もしくは、少しでもヴィンテージのメガネに興味を持っていただけると嬉しいです。




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